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『ディス・イズ・アメリカ  「トランプ時代」のポップミュージック

高橋芳朗/著
TBSラジオ/編

TBSラジオで放送されたポップミュージック解説を厳選して書籍化!

Black Lives Matterとヒップホップ、LGBTQ解放運動とグラミー賞、#MeTooムーブメントとアーティストのアクティビズム……音楽ジャーナリスト・高橋芳朗が「トランプ時代」のポップミュージックに込められたメッセージとその社会的な背景を解説。

アメリカのポップミュージックがなぜあれほど「強い」のか、その理由がよーくわかる名解説集! 読めば音楽がもっと好きになる。
ライムスター宇多丸

音楽は、支配される者たちの誇りを守る盾であり、不躾な攻撃を蹴散らす剣だ。「いま我々が生きている時代を反映させることは、アーティストの責務である」というニーナ・シモンの言葉が忘れられない。
ジェーン・スー

音楽と社会が、いかに響き合ってきたのか。これを理解すれば、あのミュージシャンがすごい理由も、炎上する理由も分かってしまう。ああ、高校時代に読みたかった!
荻上チキ

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もくじ

はじめに

Same Love〜すべてが平等の愛
LGBTQの権利を求める歌
2014年/第56回グラミー賞授賞式

Black Lives Matter
継承される黒人差別との闘い
2015年/第57回グラミー賞授賞式

コンプトンで羽化した希望
ケンドリック・ラマーが伝えたいこと
ケンドリック・ラマー『To Pimp a Butterfly』

現代アメリカに改めて問う
衝撃の「エメット・ティル事件」
白人アーティストが歌うBlack Lives Matter

若く、才能に恵まれ、黒人として生きていく
「新しい公民権運動」のプロテストソング
ヒップホップ世代のBlack Lives Matter

なにが変わって、なにが変わっていないのか
公民権運動とBlack Lives Matter
1968年と2015年のプロテストソング

トランプ、ヒラリー、サンダース
大統領候補のキャンペーンソング
2016年アメリカ大統領選挙

ケンドリック・ラマー歴史的名演の光と影
問題視される黒人アーティストへの冷遇
2016年/第58回グラミー賞授賞式

Love Trumps Hate〜愛は憎しみに勝る
「打倒トランプ」を掲げたアーティスト
アメリカ大統領選、トランプが勝利1

これからの4年間、徹底的に闘う
トランプ当選後のアーティストの反応
アメリカ大統領選、トランプが勝利2

さぁ、いまこそフォーメーションを組もう
全米を揺るがしたビヨンセの宣戦布告
ビヨンセ「Formation」

「この賞を受け取ることはできません」
ついに爆発したグラミー賞への不信感
2017年/第59回グラミー賞授賞式

就任式出演と引き換えに出した条件とは?
史上最もショッキングな歌「奇妙な果実」
ドナルド・トランプ大統領就任式

掲げられた「チェンジ」のゆくえ
ラッパーが綴ったオバマ大統領の8年間
バラク・オバマ大統領任期満了

「#MeToo」ムーブメントの台頭と新たに噴出した課題
「グラミーは男だらけ」
2018年/第60回グラミー賞授賞式

数々の悲劇を乗り越えて歌い上げた
新時代のエンパワメントアンセム
アリアナ・グランデ「thank u, next」

次世代ポップクイーン
アリアナ・グランデの真実
アクティビストとしてのアリアナ・グランデ

グラミーは生まれ変わった?
問われる「多様性と包括性」
2019年/第61回グラミー賞授賞式

アメリカ文化のターニングポイント
ビヨンセがコーチェラで表現したこと
ドキュメンタリー『Homecoming: A Film by Beyonce』

私たちの誇りを示そう
テイラー・スウィフト、勇気の決断
テイラー・スウィフト「You Need to Calm Down」

全米チャート最長1位記録更新
「黒人カウボーイ」が突き進んだ道の先
リル・ナズ・X「Old Town Road」

なぜルールが変えられないのかわからない
アメリカ銃社会に抗議するメッセージソング
エルパソ/デイトン銃乱射事件

美しさの価値や基準は自分で決める
リゾが提唱するボディポジティブ運動
リゾ「Truth Hurts」

ビリー・アイリッシュの主要4部門制覇と
レコーディング・アカデミーの内紛勃発
2020年/第62回グラミー賞授賞式

ビリー・アイリッシュと兄フィネアス
スピーチに秘められた5つのストーリー
グラミー賞授賞式のビリー・アイリッシュ

混迷するアメリカに帰ってきた
不屈のカントリーバンド
ザ・チックス「March March」

I Can't Breathe〜もう息がつまりそう
2020年のBlack Lives Matterを聴く
ジョージ・フロイド殺害事件

PLAYLIST

おわりに

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主な登場アーティスト
テイラー・スウィフト、ビリー・アイリッシュ、アリアナ・グランデ、ビヨンセ、ケンドリック・ラマー、マドンナ、ブルース・スプリングスティーン、ジェイ・Z、リゾ、リル・ナズ・X、ザ・チックス、ケイティ・ペリー、カーディ・B、デュア・リパ、ニール・ヤング ほか多数


【著者】
高橋芳朗(たかはし・よしあき)
1969年生まれ、東京都港区出身。音楽雑誌の編集者を経てフリーの音楽ジャーナリスト/選曲家に。TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」「アフター6ジャンクション」「荻上チキ・Session-22」などに出演しているほか、国内外のアーティストのオフィシャル取材や公式ライナーノーツ執筆も担当。近著は『生活が踊る歌 TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」音楽コラム傑作選』(駒草出版)。

2020年9月発売

定価1500円+税
四六判並製/モノクロ/272ページ
ISBN978-4-905158-79-0